平凡な日々に光を。

光あれ。例え鈍く、弱い輝きであったとしても。

【読書】黒い画集

 松本清張の短編集。「天城越え」が読みたくて購入したがこの部分だけで1日で読了。「あれ?こんな簡単に終わるんだっけ」と思った。

冒頭の「遺書」、中ほどの「寒流」、終わりに近い「紐」が気にいったが、私が推すなら「遺書」。

作者の、読者に対する罠が2重3重にも仕組まれている。

 

黒い画集 (新潮文庫)

黒い画集 (新潮文庫)