平凡な日々に光を。

光あれ。例え鈍く、弱い輝きであったとしても。

【日記】未来志向の話(1)【事は容易ではない】

 おりしも、私の所属する会社では「社員申告書」なるものを提出する時期。

 それを見計らって私に招かれざる客がこの木曜日、支社からやって来た。

 支社の人(ここで具体的役職名を上げてもどうにもならないし、私だけが分かればいいので)に私は重い課題を突き付けられたのであった。

 もう一方の当事者がそれを理解しているとは言い難いが、彼とそこまで協力してこの作業をするつもりはない。

 先に死ぬのはアンタで、私ではない。

 

 曰く、平易に語れば

 「アナタには始末書も提出していただいているし、こちらとしても原因は詳細に把握しているように思う(と発生原因の根幹を述べる)が、しかし、支社としてはアナタの言葉をそのまま信じるわけにはいかない。だってそうでしょう、アナタはまたやらかすかもしれない。アナタは再発しないために内面から変わらないといけない。ので課題を申し渡します、1か月後、また参りますので考えておいてください」とな。

 課題の内容は「アナタの失った信用をどのように取り戻すか、一緒に働いている社員、支社に対してのそのための具体的な行動について問う」

 

 ・・・・・・・これは難しい。

 支社の人は明るくあっけらかんと話しするけどね、まともな知能を持っている奴ならこれは絶対に難問だとすぐに分かるだろう。

 配偶者に対する不貞行為を責められて改心するために何をするか、とか、顧客が損害賠償を求めた時に対して当方の対応方法に対して質問されているのとほぼ同意義だし、多分。

 

 で、思い余った私の行動。

 支社の人に「すみません、何かヒントを下さい」と言ってしまったのだ。

 怖い物知らず・・・・・

 

支社の人の隣で私とのやり取りを聞いていた部長失笑。

だろうな、こんな質問するアホいたんだろうか、って普通、敵にこんな対応するかいな、私側の人間が。

支社「答えはないです。強いて言うと人の数だけ答えがあるとも言えます」

私「例えば、営業関係で実績を作ると言うのもアリなのでしょうか」

支社「答えの一つにはなると思います」

 

もう一方の当事者に来客を告げ、対応を変わった。

彼にも同じような課題が下されたようだ。

「何だろう、あの質問は、さっぱりワケがわからない」と彼は言っていたが、多分分かっていればアンタは変われるよ。

 

これは作業だ。

私に「変わらないといけない」と言ったのだ。

まだ変わり切っていないでしょアナタ、と言われたのだ。

私だって、私なりにではあるが過去を掘り起こされ、歩みが遅いなりにも自分なりに変わって来たのだ。

その機会をもう一度与えられたと思わねばいけない。

 

しかし、年齢が年齢だ。

結果が出るとも思えない。

 

いっそ大泣きして自分の非と改心を訴えると言う手段もあるのかもしれないが、余りにも大人気ない。

それと前述の「営業で稼ぐ」だけは手段として挙げたくはない。

それに手段がどうであれ、すべきことは一緒だと考える。

 

私にとって幸いだったのは、記録して残しておく習慣がついていると言うことだ。

ブログや日記を書くと言うことを通じて、自問自答すると言う習慣がついていると言うことだ。

この記録は取っておく。

あとあと困った時のために。

後進のために、私の行動は役に立つであろう。

 

以下、続く。

考えたことを残して