仕事について2カ月ほど前、こんな記事を仕上げている。
そして4月。
課長が動いたのは予想通りであったが、私にとって全く予想し難い人事異動があった。
続きを読む先日、下記の本をようやく読み終えた。
ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック (村上春樹翻訳ライブラリー)
村上春樹も華麗なるギャツビーも読んだことない私にしてはかなり異色のチョイスだろう。
村上春樹を称える人が多いのは毎年ノーベル文学賞候補に上がることからして周知の事実であろうが、それを読まない人間にとっては理由が分からないのも当然だろう。
しかし今回、その理由がおぼろげながらわかったように思う。
その文章は難解でなく、さらさらと読ませてしまうせいか、読了感はさわやか。
余り考えずにすっと入っていける、そこがいいのではないか。
「ギャツビー」は数回手にしたが、一度も最後まで読んだことがない。
だけれどもあらすじは大体知っている。
ギャツビーの愛したデイジーは、実は中身のない空っぽの人形だったのか。
そんなデイジーを愛したギャツビーの人生、死に様は彼の、現在の地位を得るための努力と裏腹に何も報いるものがなかったのでないのか。
そういう視点で読めば、実は哀しい物語なのではないのか。
これまでどおり「ギャツビー」を多分最後まで読むことはないように思う。
画像はないが、出勤前の2時間弱でクローゼットの断捨離に着手した。
結果は
1・クリーニング屋に持参したハンガーとスカート吊るし:40本弱
2・捨てた衣類一覧
カーキ色の夏用ジャケット1枚。
正確にはスーツの上着だが、余りに布地の劣化が激しく。
妙なしわが出来、それが取れないのである。
ストレッチ素材だったから、ヘビロテしたものな。
紺色のジャケット@夏用
いつ購入したのか、果たして着用すらしたのか怪しい。
惜しげもなく捨てた。
黒のコーデュロイのジャケット@冬用
もう10年くらいになるのだが、これも私にしてはヘビロテした。
しかし、それ故なのだが、首と襟の部分の布地のへたりが激しく、ここ2年くらいでは1度着たかどうか、であったし、今年の冬は一度も着なかった上に存在そのものを忘れていたので「どうしよう・・・来年捨てるか」と思ったがこれまた惜しげもなく捨てることにした。
千鳥格子のグレー基調のスカート@冬用
これも余りにヘビロテしたためか裾がほつれたりした。
自分でまつり縫いなどしてしのいだこともあったが、上記同様、ここ1年はまるで出番がなかった。
なので思いきって捨てた。
苔色のスーツ@冬用
多分一度着たと思うが、何せ「苔色」である。TPOを選ぶ。
それと些細なことだが、ジャケットのボタンが気に入らなかった。
躊躇わずに捨てた。
黒のレーシーな感じの薄地のスカート
確か10年以上前に購入し、夏~秋にかけて大活躍した代物だが、体重増加で入らなくなり、長い間お蔵入りしていた。
今は一番肥っているときより4キロは痩せているので多分入るとは思うのだが、上記の衣類同様、もう存在を忘れているような状態だったのでこれまら躊躇わずにゴミ袋にポイ。
黒礼服のジャケットだけ
20代の時に購入した礼服があって、それは体重増加に伴い入らなくなったので数年前ワンピースは捨てたのであったが、なぜかジャケットだけ捨てずに残っていた。
多分まだ着用できるんだろうが、組み合わせに困るので捨てた。
母からもらったワンピース2枚@夏用
母が「もう着ないから」といって私にくれたものだが、結局捨てた。
ごめん、母。
母からもらったキタムラのバッグも捨ててしまったが、貴金属は取ってあるのでよしとしよう。
とまあ、こんな感じ。
ハンガーは断捨離とは言わないだろうが、クローゼットがスッキリしたから、結果としてはよかったのだろう。
しかし、スーツ何枚持ってるんだ・・・私。
今度はスーツの断捨離に着手しなくては。
私にしては結構早く読み終えた。
前回のイザベラ・バードを読み終わってからだが、1週間ほどか。
あまりミステリーは読まないのだが、今回読んでみようとおもったのはAXNミステリーで放映されていた「シャーロック」がきっかけだ。
ベネディクト・カンバーバッチが主人公のやつ。
余談だが、地上波は既にいい大人は視るような番組はないように思う。
ニュースと、私の場合は「YOUは何しに日本へ??」くらいである。
今回、角川文庫で買ってしまったが、東京創元社か早川書房の方がいいんだろうか。
これは好みと値段との問題か。
ホームズとワトソン博士の出会いが書かれているが、途中から「何でモルモン教徒が」と困惑した。
別の本を読んでたっけ??っていう錯覚に陥った。
なるほど、こんな展開になるのかと読み進めていて納得。
シャーロックホームズシリーズは長編はあまりないらしいので、少しづつ読み進めて行けそうだ。
私はこれまで一度もシャーロックシリーズは読んだことはない。
理由は多分、アマゾンのカスタマーが書いていたが、「訳の文体が古くとっつきにくかった」これに尽きると思う。
今年、これからちょこちょこ登場するだろう。
今年読んだ本一覧
1月;北の燿星アテルイ 上下巻
黒い画集
3月:イザベラ・バード
緋色の研究
鈍感もいいとこだ。
学歴。
「私聞いたことなかった。大卒だったんだ」
と誰かが言った。
どうやら皆にオープンにしたのが、確か2回目の飲み会。
飲み会の店は自分で探してきたっけ。
その店はもうつぶれてるけど。
ミスド。
「結構、甘いもの好きですよ。ミスドも好きですね」
はあ。
ニトリ。
「自宅はベッドですね。」
ベッド?
それが何か。
私に何の関係が??
聞いてないし。
最近あったのはこれだ。
以前「これ便利ですよ」と言ったら、「ダイソーで探す」と言って私の言うことを聞かなかったのに、先日断られたのを忘れたふりをして再度勧めたらあっさり次の日「イオンで買ってきましたよ」と私に見せびらかす。
何が起こったの。
先日はTENGAの話。
これはあえてアマゾンのリンクは貼らない。
私も「あ、聞こえちゃった」って言ったんだよね。
聞こえないふりすればよかったのに。
そしたら先週はシューター。
仕事場で不要になったので工事が入り、とっぱわれただけなのに、なぜラブホの料金支払システムに話を持って行く??
私「最近使ったことあるんですか(私は昔あるけど)??」
上司「・・・・行ってないですね」
つまり、昔行ったことあるのね。
まあいいけど。
下ネタが振れる相手と踏んでじゃれているのか、それとも別の目的があって仕掛けてきてるのか知らんが、とにかく鈍感力で乗り切る、それしかない。
私はアンタの相手をしていられるほど暇じゃないんだ、以上。
3月4日読了。
実は、最初に手を取ったのはこちらだというオチつき。
漫画から興味を持ち、文庫本など手に取ってみた。
バードさんは現代に生きていたとしても十分に変わり者だと思う。
彼女が生きたのは19世紀末~20世紀初頭。
今ならさしずめ、好奇心・知識欲旺盛の独身女性が世界を旅して回ってみました、というところだろうが、当時はどんな奇異な目で見られたことであろう。
この漫画ではバードさんはどう多く見積もっても30代の女性の設定のように思うが、実際は40過ぎの、言葉が悪いがオバさんだったわけだ。
次に読んだのはこちら。
イザベラ・バード付きの通訳、伊藤鶴吉の目線からバードさんを書いているが、最後の展開が気に入らない。
一言で言うと、「オエっ」。
吐き気ものだ。
イザベラ・バードの日本紀行は上下巻とも購入しているが、挫折中。
イザベラ・バードの日本紀行 (上) (講談社学術文庫 1871)
イザベラ・バードの日本紀行 (下) (講談社学術文庫 1872)
そして今回、やっとこさ読み終わった次第。
訳がすばらしいのだと思うが、この文章を総天然色で表現できたらどんなにきれいだろう、と思った。
特にマレーシア(だったかな)あたりの記述は本当に美しい。
この辺は読んでみて頂戴。
彼女の生きざまは同じ時代を生きたオーストリア皇后、バイエルン家出身のエリザベート(シシィ)と重なる。
バードさんのほうが6歳ほど年上。
両人とも旅に出ると体の調子が良くなる・・・閉塞感で体調を崩すというのが共通しているな、と感じた。
無論、家柄、それに伴う責任と言う点ではシシィのほうがはるかに上。
この二人がウィーンの宮廷で出会っていたらどうなっていただろう・・・誰か漫画でもフィクションでもいいから書いておくれ。