平凡な日々に光を。

光あれ。例え鈍く、弱い輝きであったとしても。

【日記】働くことに関する一考察【自分編】

異動はないと思うが、まさか、がある。
あと1年は今の職場でと勝手に希望している。

ここか、次の職場で退職することになるだろう。
そう唱え始めて大分経つ。

夫の勤続30年が3年後だが、夫とともに祝えるか。
後はここで踏ん張る理由がない。
昇進も権限が増えるから仕事に幅が出ようが、そうなったら多分辞められない。
自分の性分としては頑張って定年まで居てしまうことになるだろう。

あと、実家の母が死んだら・・・仕事は辞める。
実家の母を安心させるために働いているというのも働いている理由としてはある。

縁起でもないって??

ここ(職場)の軒下は、自分の才覚さえあれば何とでも限なく働けるよい場所であるが、使い方を間違うとタダの年寄りのダメ社員に落ちぶれてしまう場所でもある。
私の、同年代の主任を見てみ。
残業代もらわないよい子共であるが、出来ないこと、やれないこと、やりたくないことばかりが余りに多すぎて、女も男もいつも溜息や愚痴ばかりたれている。
そういう輪の中に入らずに一匹狼で生きて来れたのは幸いであった。

そしてこの3月、3年ほど前に▽▽に異動した、ネガティブの塊の、これらの女大親分と言えるべき女が退職する。
あと3年で定年だったそうだが、腰を痛めたりで体調不良が続き、更に子供にお金がかからなくなったというのが最大の理由なのだろうが、遂に、やっとか、と言った感じだ。

 

働く理由は色々あろうが、親がイヤイヤ仕事して働いて得たお金で大学に通わせてもらっているということをその子供はご存知なのだろうか。
多分知らないだろうね。
親もその辺は子供の前では愚痴垂れんだろうし、せいぜい「同じ会社に入るなよ」と言うところか。

そういうのって・・・何だか連鎖しそうな気がするのね。
つまり、具体的にはその子が希望の職に付けたとしても結局いろいろあって辞めてしまうとか、諦めることになるとか、出世を希望していたけど、そのレールに乗れなかった、とか、自分もいずれ、子供のために嫌な仕事について毎日愚痴垂れて仕事するような人になってしまうとか、ね。

 

その点、亡くなった父は余り後先を考えない人だった。
というか、婿としてはもう我慢の限界だったのかもしれない。
私も記憶があいまいだが、確か私が高校1年生の時、父が自営業に毛の生えた程度の会社を辞め、その後数年間は定職につかなった時期があると記憶している。
出稼ぎもしていた時期もあるが、これは多分私が就職して家を出た後か。

しかし、父親を助けたのは出稼ぎ先の別天地ではなかった。

皮肉にも、長く居たその辞めた会社で身に付けたスキルだったと娘は断言する。


だから、私にも同じようなことが今後あるのかは知らないが、我慢して今の仕事内容でも働けるのだ。

今の職場にいる以上、投信と保険両方をやれって言われたらその通りにするしかないんだって。
投信から逃れるには辞めるか、投信の取扱の無い所に行くしかないでしょうに。
でも異動したらもっと保険保険言われるんだよ。
アナタのいる場所が場所なんだから、数字がゼロでも、せめて商品の説明くらい出来るスキルを求められているんだが、そんな簡単なことも分からないらしい。

そいうアホと付き合う、こっちの身にもなって下さいよ、ったく。
せめて手足のごとく、使ってやるわい。