平凡な日々に光を。

光あれ。例え鈍く、弱い輝きであったとしても。

配偶者に求めるもの。

わたしの場合は

1・地元出身者でないこと。

2・酒を飲んでも酒クセが悪くないこと

3・同業者でないこと

 

の3点のみ。

1と2は叶った、と思うが、3は職場結婚になったため、厳密に言うと叶わなかった。

業種は別だから、それが救いだ。

 

元を辿れば、自分の生い立ちがすべてだ。

父の酒癖の悪さに家族皆が苦しんだ。

父は婿で、個人事業主に毛の生えたような、舅の経営する会社に勤めたが、舅と反りが合わず私が高校に入ってすぐ、その会社は辞めた。

社長である舅と喧嘩したのが原因、

 

会社では賞与もなく、一人不当な扱いを受けていたようだ。

舅であり、私の祖父でもあったが、私に対しても優しくなったのは、脳卒中になる前の数年間だけだった。

祖父には恨みはない、と言ったらウソだ。

父は生前、自分の親戚で大学に進学させるのが出来なかったのは自分の子供たちだけだったと言っていたし、私も進学はしたかった、

 

前後したが、地元出身者でないものに拘ったのは、就職するまでの18年間の出来事に由来する。

まともに見聞きした人間なら、誰も私とは結婚しない。

この辺は何れ語ることもあろう。

同業者でないことに拘ったのもその一連の流れ。

父の勤めていた会社は1年持たなかった。

 

一族の大半がその家業でご飯を食べていたため、祖父母、母の従弟や伯母夫婦、祖父の弟夫婦が路頭に迷ったが、皆其々に逞しく生きている。

 

会社は一緒だが、職種は異なるから私とは運命は一緒にはならないだろう。

夫は助かって欲しい。

わたしの為にも、自分の為にも。