平凡な日々に光を。

光あれ。例え鈍く、弱い輝きであったとしても。

2021-09-02から1日間の記事一覧

ある老婆との別れ

それは8月のとある日曜日の朝のこと。 私がベランダで洗濯物を干していたら、私の住むアパートの右斜めにある別のアパートの2階の一室から60代前半とおぼしき夫婦が荷物を運び出しているのに気付いた。 その部屋には一人の老婆が住んでいた。 別のアパー…