会社と言う組織に所属する以上、職場の人間関係はなかなか断ち切りがたいものがあろう。
ある者はそこに打算を見出す。
そもそも仕事大好き人間だったら人間関係を断ち切ることで仕事に支障が生じて生じて仕方ないだろう。
私は本名でFBもやっているが、かつてそこは仕事の愚痴置き場と化していた。
さすがに実名を挙げて愚痴を不特定多数に公開する神経は持ち合わせていない。
しかし、その愚痴を上げることも今はほぼなくなった。
愚痴の元である彼ら彼女らと進んで接触する機会が少なくなったこともあるが、理由はもう二つある。
私自身が多分この環境に飽きているのと、こんなくんだらない奴らと話ししたところでどうしようもない事態がこの会社に起きてしまったからだ。
あの人がどうこう、この人は何もしてくれない、と愚痴る前に、自分が行動を起こし解決する、まあその手段は時には自分の心にけじめをつけると言う名の諦めであったりするが、それでも特定の個人を声高に口汚くののしるよりははるかにエレガントでスマートであろう。
私はもしかすると、仕事は辞めることになる。
配偶者も仕事継続不能の危機にさらされている。
会社に診断書を出してもらわないといけないということになったらしいから、置かれた状況は私よりはるかに深刻である。
幸いなことに幾許かの蓄えがあるので夫と二人なら数年なら無収入でも生きていける。
退職金もまだ減らさず支給されるだろう。
それらを合わせればなんとか年金支給まではつないでいけるかも。
私自身の性質なのか育ちなのかは知らないが、どうも他人の悪口を言うのはエネルギーの無駄と言う気がして長くは続かない。
よって、それらが伴う飲み会はどうもいけない。
文章にする方が気持ちの整理が付く。
私のいわゆる憂さ晴らしは飲んだくれて大声で悪口を言う、ではなく、文章にして面白おかしく処理する、または好きなことに没頭するという方法が正しいのだろう。
悪口を口にしないからと言って、仲間外れにするのかい??
その人はその人なりに苦しい思いをしてもう気持ちを昇華させてしまっているのかもしれないのに。
若も婆もちびっこ代理もヅラ代理もおっきい課長もさようなら。
そしてそれらが登場しないFBは単に私の温泉めぐり報告と化すのである。