平凡な日々に光を。

光あれ。例え鈍く、弱い輝きであったとしても。

大人のファンタジー

TBS系のキー局がないため、当地域内での「半沢直樹」の放映は一週遅れで日曜の正午からと云う時間帯であるが、ほぼ自宅にいない私、TVerで流すことを知り、昨日は通しで最初から7話まで見た。

おかげで今は寝起きだが、目がしょぼつく。

 

歌舞伎俳優の顔芸が面白いとは良く聞いていたが、澤瀉屋の方々は控えめに言ってもまるでインテリヤクザのようである。

一応誉めている。

何かを極めた者は、その外見は職業にかかわらず、一緒になるのではというのが私の持論だが、要は顔にガッツが出るのだ、という話である。

猿之助とは心底、友達になりたくないな、と思った。

このままVシネマに出ても違和感ないくらい柄が悪い。

 

誉めている。

 

瀬尾の役に松也を充てたのもいい選択だった。

彼の生い立ちに重なる部分も感じ興味深く見た。

 

 

脇役の行員役のクズなことよ。

よくこんなのと我慢して働くな、半沢は。

いちいち言うことが当たり前過ぎて爽快である。

 

そして、帝国航空の内部が今いる会社と重なり、うちもこうなってもおかしくない(東京中央銀行とも無論被りますが)と暗い気持ちにさせらせた。

 

大人のファンタジー

現実はこうはいかない。

しかし、目を開けて見ることの出来る、痛快なおとぎ話である。