平凡な日々に光を。

光あれ。例え鈍く、弱い輝きであったとしても。

この10年、最後の10年

社員申告書の提出時期が到来した。

 

現在の職場に異動以来、私はナンバー4以上の立場に上がったことはない。

課長

課長代理

主任

主任が私のポスト。

課長がいるときは課長代理が2名で、その時は主任で、私の直上に必ず一人はいた。

課長代理が3名体制の時はその直下に私の名前があったこともあるけど、それでもナンバー4である。

 

要は昇格しなければナンバー2にも当然1どころか、3にもなれない。

現在の職場はそんなところだ。

そこに来て間もなく10年を迎える。

10年ルールで、もう多分これ以上はこの職場にとどまることはできないことは分かり切っている。

つまり、もう、ここではそう、出来ることが余りないと言うことだ。

 

後輩が多分、突然の、余りの不本意な異動を強いられた時に、私は改めて思った。

rio-okajima.hatenadiary.com

これまでもそうだったが、これからも、100%、私には同じ運命は回ってこない。

そうなれば、後何年かは同じ建物にはとどまることが出来ただろうが、夫が同じ建物の別セグメントにいるから絶対にない。

私は夫とセグメントが被ってしまう可能性がある。

いくらコンプラがゆるくても、そこまで寛容な会社ではないだろうことは分かっている。

 

このまま私が何もしなければ、今までの、他の異動した社員同様、行った先では単に穴埋めの、もう消化試合の様な仕事しか回ってこないだろう。

それは私の意図するところではない。

あいつは貧相な、ボロボロの羽しか持ち合わせていないとみなされたとしても、私はまだまだ自由に羽ばたくことが出来ると信じたい。

 

自分で自分の生きる道を狭めている者は多い。

「出来ない」「やりたくない」「もう勉強したくない」

言うのはそれはアナタの勝手だが、他人にそれを強いるな。

アナタが生きるか野たれ死ぬかは私の知ったことではない。

人の行動を見聞きしてコンプラにいつ通報するか考えるより、アナタにはもっと年嵩の人としてやることがあるはず。

アナタのくれたお菓子に罪はないが、毒でも入ってるんじゃね、と思われるのってどうよ。

 

それと、もう一つ。

私が「両刀使い」(まあ、察してください、色の違う二つのもの、とでも書けば分かりましょうが)なのを快く思わない上司がいる。

いや、上司の大半がそう思っているだろう。

面と向かって言われたことはないが、明らかに嫉妬している奴がいる。

ヅラ代理はまず間違いない。

うちのおっきい課長当たりもそうだな。

 

うちの上司殿は、まあこれは職場規模によるものだが、二つあるうちのどっちかしか専念できない仕様だ。

いや、やったっていいのだ、私みたいに。

自分が苦しくなければ、ね。

 

上司共も出来ることを絞ってしまい、自分の人生を狭めている。

ある意味幸せなんだろうが、幸せより、おめでたいとしか言いようがない。

 

つまり申しわけないのだが、こんなに大きな職場なのに、私の参考になるような人間がまるでいないのである。

 しかし、私のやることはもう決まっていて、それを極めるしかないのだ。

うるさい外野は黙ってろ。