平凡な日々に光を。

光あれ。例え鈍く、弱い輝きであったとしても。

【闇歴史??】金遣いの荒い私であったが(1)【誰も私にはついてこれまい】

私は独身の時は本当に貧乏だった。

結婚式代として両親に100万円払ったら、貯金がなくなった。

 

結婚時の給与の手取りは振込額で夫婦合わせて30万行かなかった。

家計簿をつけていたからわかる。

それでも頑張って月5万、ボーナスで20万、年間100万円貯めて、銀行の定期にした。

結婚当時の私は貯金ゼロ、夫は・・・・多分300万円くらいあったと思う。

ちなみに25年前の話である。

 

夫婦で3年で300万円貯めたが、そのお金は実は手をつけずにまだ残っている。

で、夫の貯金も手をつけずに残っていて、その結果、現在は夫婦でいちおくえんは超えている。

ぼちぼち超えそうだな・・・と思ったのが2年前。

 

現在は超えている。

保険の解約還付金などを含めてだ。

 

ちなみに不動産は持っていない。

不動産などというものは人とのコミュニケーションに自信のある奴が持つもので、コミュ障は持ってはいけないと思っている。

大家さんには対人力が欠かせない。

なので私には無理だ。

 

ネットで株式投資(投機、か??)ができるようになって、一番助かったのはニートや引きこもりと言われる方々ではないかと思う。

種銭があれば生活費が稼げるようになって助かったのは彼等。

 

こんなこともあった。

やっと話せる。

誰彼にはできないけど。

 

それは2000年代の話。

 

結婚して数年たち、子供が欲しかったのでそれを伝えると、夫に「アンタには子育ては無理」と言われた。

「じゃあ、何で私と結婚したのよ!!」と私は散々泣き暴れたが、夫は「だって、無理じゃん、僕も○○子も」と言った。

要は生活能力のない奴らなのだ、特に相手側がおたがいそうだと思っているのだ、

私も、夫側もそう思っているに違いない。

 

実家の親にも姑にも散々文句を言われたが、相手が子作りを拒否ってるのだから仕方ない。

さすがにそれは言えなかった。

 

子作りは拒否られたが、私とは別れるつもりはないらしい。

私もそうだが夫にも浮気の傾向は皆無。

なんかよくわからない、不思議なつながりの夫婦である。

 

私はその反動でインターネットに活路を求め、夢中になってしまった。

インターネットは楽しい。

私は情報収集やポイント稼ぎではなくホームページで日記を公開することに夢中になった。

仕事の愚痴もさんざん書き込んだが、今思えばあの頃の幼く歪んだ私がシャバでまともに子育てして生きて行けるわけがない、できるわけがないのだ、と思う。

 

オフ会で週末、家を一人で開けることが多くなった。

宝塚の観劇にぶつけて行くので表面的には観劇、であるが、夫はどうやら姑には機会あるごとに「週末、私がいなくて寂しい」と言っていたようだ。

旅行に連れて行く(と言っても行き先は仙台で年2回、しかも試験のついでだが)ようになったら「○○子が連れて行ってくれるようになったので嬉しい」と話していたようだ。

 

大阪、神戸、宝塚、明石、姫路、福岡、佐賀、長崎、佐世保、浜松、名古屋、箱根。

これらは夫ではなく妹か一人で行っている。

 

ネットで趣味の観劇チケットを入手出来ること、えきねっとでJRチケットを安く抑えられること、東京に日帰りが出来ることが分かってからは、2ヶ月に1度は東京宝塚劇場に通っていた。

通っていたという表現が正しいかと言われれば??

だが、1回の観劇で5万以上が軽く飛んでいった。

チケット代が1万円を下ることはなく、良席だと2万円は見ないといけない。

加えて交通費。

どんなに安く抑えられても往復3万。

東京に行くんだもの、せっかく行くんだもの、お買い物もしたいな。

美味しいものも食べたいな。

これらのカードでの支払いがかさみ、やりくりに苦労することになった。

しかし、この経験がどう生きてくるかわからない。

 

こんなこともあった。

観劇中にケータイのバイブがブルブル言った。

観劇中だったのでスルーしたが、観劇終了後に確認したら、FXのポジションがロスカットされたというお知らせだった。

帰りの飛行機が地元上空まで行ったにもかかわらず濃霧で東京まで戻り、仕方なくタクシーで東京から戻ってきたこともある。

その時のタクシー代は忘れもしない、17万円プラスチップ代。

羽田空港で現金がなくてキャッシングで凌いだ。

モノレールで品川、品川から東京駅にはJRを使い、東京駅からタクシーを適当に拾って乗った。

品のいい、メガネをかけた運転手だった。

変な人でなくてよかった。

 

この時はさすがに生きた心地はしなかった。

 

次の日仕事だったが体の具合が悪いことにして(実際一睡もしていないので具合は悪い)仕事は休んだ。

精神的にもダメージが大きくて、それから半年間は東京に行けなかった。

また同じことがあるかも・・・と思って。

それから飛行機では東京往復はやめようと思い、以来一度も乗っていない。

 

行きのJRの車内で隣に乗ったお爺さんが台湾のかたで、その相手をしていたこともあった。

 

勤務先のことを考えると禁じ手であろうが、株式投資やFXは行っていた。

結果的に売買益がこれらで消えていったが、2010年頃からは一切回さないことにした。

ほぼ老後資金に回している。

ちなみに株式投資は公務員時代からやっている。

多分2004年あたりからだ。

FXは勉強のため、と称して多分2010年代に入ってから始めたが、私には合わなかったので口座を閉じ(睡眠時間削って月に20万なんて割に合わない)、現在は一切行っていない。

仮想通貨も暗号資産も、と言いたいところだが、さすがにそれらには手をつけてはいないし、株式の信用取引も行ったことはない。

 

オフ会は10回以上、東京宝塚劇場には50回以上行ったと思う。

 

最後に東京に行ったのが昨年の1月。

もう2年近くになる。

続きは後日に。