平凡な日々に光を。

光あれ。例え鈍く、弱い輝きであったとしても。

【読書】普通の人がこうして億万長者になった【定期的に読み返すべし】

 先日、断捨離しようと思って解いた箱の中にこの本があった。

私は文庫版で所有。

 

断捨離する前に・・・と思って読んだが、これは捨てずに取っておこう。

多分今まで3度は読んだはず。

線を入れながら読んでいるので売れる代物ではないのだが。

 

いわゆる金儲けの話ではないので、普通の人なら「何だ、こんな当たり前のことが」と読み流してしまうことが多い。

事実、私もそうだった。

 

夫婦仲がいい、とか誠実なこと、健康なこと、運がいいこと、人に応援されること、好きなこと・得意なこと・喜ばれることを仕事にすること、危機を乗り越えられること、子供の教育を独特に考えていること、長期的な視野をもつことなどなど・・・・

 

しかし、その当たり前と思われることが実践できてないからこの立場や地位に甘んじているのだ。

自分がその器じゃないのかもしれないが。

 

以下、今回印象に残った言葉を残しておく。

 

「幸運は努力によってつかみとるもの。アンテナの精度、感度を良くする、つまり勉強しかない

方向を間違わないようにしないと。

 

金の力によって、人間の信条も生き方も変わる、金による人間関係の裏切り、犯罪も幾度も身近に経験させていただいた、それだけ、金の力はすごいものだと今さらながら思う。

これは身近に見てきたし、事実自分がそうである。

 

お金はパワーが形になった物と思っているので、自分ががそれに見合わなければ却ってお金に潰されると思う。宝くじ当選者のように(後略)。」

 

「お金は幸せになるために必要だが、必須条件ではない」

 

生まれてきた目的は君の才能に隠されている。自分の才能を発見し、磨きをかけ、それを回りと分かち合いなさい。すると、君は奉仕の喜びを得るばかりで出なく、多くの人から感謝され、そして十二分の報酬を受けるだろう

 

あくの強さと強引さを個性と言うのはそろそろやめてはどうでしょうか。静かに研ぎ澄ました感性の時代が来てくれればいいと思います。(後略)。」

ホリエモンのことかい??適当な例が思いつかなかった。

 

カネはあとからついてくる。カネを追いかけて仕事をしない。(後略)」

これは実感としてある。ま、金額は小さいけどね。

 

「億万長者は普通の人とは違うお金への執着心を持ちながら、同時にお金のことを忘れて仕事に情熱を傾けられるのです(筆者の言葉)。」

 

『お金」も「成功」も目的ではない。一つのことに成功しても何事かにまた挑戦したくなる。経験こそ目的で、「お金」「成功」は一つの「測り」と言える』

 

この言葉には「人の矛盾な行動」を感じ取れる。

例えば、「え??この人がこんなことをいしているの??」などと知る出来事に遭遇することがあるが、彼ら彼女らは単純に「知的好奇心を満たしたい」という欲求にかられて行動しているにすぎないからだ

それが犯罪スレスレの行動であってもね。

 

とりあえずこの本はしまう。

また読み返すこともあろう。