人事がオープンになっていない関係で私の退職も本当に決定なのかは不明だが、ボスに話を振ったところ、「多分、決定だべ」とのこと。
で、年休消化をどうするか打診されたのだが、ボスが「年休全部消化していい」というので、会社の皆様には申し訳ないのだけど、ありがたく使わせてもらうことにした。
残った年休は21日と7時間。
計算したら3月いっぱいは年休、31日だけ7時間の時間休みを取得すれば全て消化して退職できる運びとなったので、ボスにその旨意思表示してボスも了承。
担務を組む課長と(こっそり)話し合った結果、課長(課長は2名いるが、両名に平等に話はしてある)には申し訳ないのだが退職決定後の裏担務表と、通常の担務表を作成してもらうこととなった。
多分だが、退職の内示が定期人事異動より先に出ると思う。
同じ会社の他所では、もう既に年休消化に入っている者もいるというし。
来年の3月で会社は辞めようと決心したのが8月だったが、ボスにその旨伝えた昨年の10月、いや、それより前からか。
前の職場から持ってきた資料などを少しづつ捨てて来た。
捨てたら困るだろうと思っていたが、そんなに困らなかった。
これは・・・・笑うしかないね。
それだけ、今の職場が緩いって言う証拠。
キャビネットの1段をまるまる使ってしまい、他人に言わせると「みっともない」ほどあった私の「頭の一部」は昨日、残ったプリント物をほぼ処分し、既にかなり縮小。
あとは自作のノートと保険部門の改正の冊子を僅かに残すのみである。
ノートは欲しい人には上げるが、これを含めてこれらを自宅に持っていくこともかなわないのだ。
事務室から持ち出し禁止のものなんだから、いらないと言われたら惜しげもなく捨てる。
それと、おそらく事務室やロッカー室に長くいることもかなわないのだろう。
退職が判明したら綺麗さっぱり、時間をかけず明け渡しができるよう手配し、ユニフォームもクリーニングして先に郵送でいいから返しておこう。
あのボスは自分のために働かない、残らない私に対して当然だがよけいな情けをかける人間ではないだろうから。
退職する自分に酔って泣きはしないし、泣いたら負けだ。
それに、多分会社を辞めてからの人生が長いと思いたい。
退職は通過点に過ぎないと。
思えば退職金に関しては金払いの悪い、ロクでもないところだが、社会人として給料をもらってそれ相応に大人にしてもらい(こう書くと、卑猥な感じもするが)その意味では感謝せねばならない。
だが、苦労が報われない職場にもういるのは沢山だと思った。
いや、50過ぎたもの、役がつかなくても年相応に後進を指導し、育てるという役目もあるのだろうが、私のスキルは特殊すぎるのだろうか、それとも会社が私に追いついていないのだろうか。
もうそんなこともどうでもいい。
平成23年の職場の人事異動は私を変化させたのだ、それもいい方向に。
残念ながら誰も、それに気付いていない。
私も、いちいちお知らせする必要もない。
あと何日かすれば、気持ちもゆっくりするだろう。
振り向くな、振り向くな。
後ろには、夢がない。
会社にいたこともまもなく私の「後ろ」に回っていく。