平凡な日々に光を。

光あれ。例え鈍く、弱い輝きであったとしても。

【日記】私の知識は生かせなかった【微妙な立場ゆえ】

舅の死からもう4カ月経とうとしている。

姑は身の回りの整理整頓に忙しく駆け回っているようだ。

まあ、具体的に言うと今の時期だと確定申告と相続税の申告だ。

 

姑との電話で、コロナウィルスの流行気配もあるし、この3連休、こっちに来る予定にしていたと思うけど用心のために止めておいた方がいいんじゃない、と言われ、保留にしていた。

夫と話し合った結果、この火曜日、お申し出の通りにします、と電話したのだが、その話の中で「今、ちょっと時間いい??」と言われて姑が話し出したのが、舅の相続税の件だった。

私の今挑んでいる勉強に多いに関係するのだが、舅の死亡時からさかのぼって3年間に、相続人に金銭などがわたった場合、それを相続財産とみなすと言う制度がある。

www.nta.go.jp

こんな制度もある。

www.nta.go.jp

夫の弟夫婦には大学3年生を頭に3人の子供がいるが、どうやら1番上のお嬢さん(私には姪にあたるがお互い数回しか顔を合わせたことがないので全くの他人に等しい。それでいいし)が大学に進学する際に大学の入学金を舅が援助、実際は姑が管理している舅名義の預金通帳から引き出して夫の弟に送金かなにかしたらしい。

その辺は細々とは聞いてはいないが、そう言うお金が積み上がって数百万単位になるらしい。

税理士には「贈与税相続税の対象になる」と断言されたらしく、姑は「まあ、仕方ない、私も知識がなかったし」と割り切ってはいたものの、もし、私が全くの赤の他人で(まあ、赤の他人ではあるのだが)FP事務所でも開設している個人事業主だったら顧客として舅姑にアドバイスも可能であっただろう。

おそらく税金を払わずに済むようにアドバイス出来たはずだったと思う気持ちと、子供も作らなかったし、役立たずの嫁であったな・・・と思うところと、まあ、複雑な心持であったりするのだった。

 

知識はあれども、親族かそれに近い人間にはこの知識は役に立たないだろう。

なぜかと言うと、親族としての感情が邪魔するから。

親族だからという忖度が税法上の有利な部分を損ねてるのは言うまでもない。

ましてそれが目上の人であれば。

 

仕方ないことだ。