平凡な日々に光を。

光あれ。例え鈍く、弱い輝きであったとしても。

【171-175】心を病んでしまった人の思い出

実は6月1日、微熱を理由として休みを取得したものの、平熱が高い私は熱以外さしたる自覚症状がない。

さすがに外出してあれこれするわけにもいかず、午前中は居間のテレビの裏の部分のゴミ取りと、カーテン2枚の洗濯をした。

ゴミだらけの部分だし、無論、マスクしてである。

 

どうやら、微熱はマスクをせずにクローゼットの断捨離をしたことにあると私は踏んでいる。

マスクをして掃除したが、マスクと好天と運動量のせいでもう、汗だくになってしまった。

いい汗かいたおかげで熱が平熱になったようである。

 

いいんだろうか・・・・こんなんで。

 

さて、昨日から明日にかけて処分する(した)物を列記する。

171・夫の仕事用の服。

切り刻んで袋に入れた。

本人がいらないと言うので。

クローゼットに入ったままでもう何年も経過していて、旧式かどうなのかもわからないやつ。

 

172・テレビの後ろに落ちていた、お菓子のおまけのフィギュア3体。

忘れても生きてられるんだからそのまま忘れていなさい、夫よ。

 

173・金属製のハンガー3本。

これは金属ゴミの日に出す。

 

174・先代のガスストーブ。

東日本大震災の時には、捨てないで取っておいたおかげで暖が取れた。

しかし、もうつかなくなってしまったのを確認。

捨てるしかないだろう。

 

粗大ごみとして近日処分。

 

175・ジグソーパズルの台紙と額

パズルは当の昔に捨てたのに、これを捨てるのは何となく思いきれなかったようだ。

 

馬鹿か。

 

粗大ごみとして近日処分する。

 

これをくれた人とのエピソードを書いておく。

 

くれたこの方は当時の同業者で、私より4~5歳年上。

当時はまだヒラ社員だった。

私を含む6人以上(多分7人だと思う。2人が思い出せない)でクリスマス飲み会をやった時に私が賞品で当てたものだ。

こんなの、クリスマス飲み会の帰りに持って帰る身になってみろ。

 

私以外のメンバーは課長以上に昇進したり、あるいはある分野でお名前をよく見かけるなど、男子も女子も今では皆さんひとかどの人間になられた。

この方は副○長まで昇進した。

この中では一番の出世頭である。

 

しかし、私が最後に見かけたときは降格してヒラ社員に戻っていた。

この方がお辞めになるまでは、私とこの方は同じ職場になった。

 

復帰しては心を病み、復帰しては心を病み・・・の繰り返しで、最後は現場にも出せない状態になり、服もスーツから作業服になっていた。

そして、いつの間にかいなくなった・・・と思っていたら、ひっそりと退職していた。

 

職場結婚の奥さまは別の職場で未だ現役。

 

名前も顔もたまにお見かけすることもあるが、さすがにどうしてるの、とは聞けない。

彼はトントン拍子に出世した。上司に恵まれていたとは思うが、思いのほか早かった。

なので、綻びもあっという間に表れたのだろう。

 

これを捨てたら、もう思い出すこともないだろう。

元彼とか、そんな関係じゃないので悪しからず。

 

なお、この忘年会のメンバーにはもう一人心を病んでしまった男子がいて、彼もそれより少し前にこの会社を去った。

実は同じ会社に非正規社員として再雇用され、実はこの方も同じ建物の中にいる。

しかし、やはりというか、あちらから話しかけてくることはない。

私は、彼に「旧姓」があることを知っている数少ないメンバーの一人であろう。

 

 

推進率58.33%。

60%まであと5個。